クロマキーを使った合成について

「キー」というのが合成に関する用語で、明るい部分を透明にする「ルミナンスキー」や、ある形を元に透明にする「マットキー」などがありますが、「クロマキー」もその一つ。「クロマキー」というのは、映像の中のある「特定の色」の部分を透明にして、他の映像と合成するための技術のことです。
例えば、宇宙空間に漂っている人間を撮影したいと思っても、簡単には実現できそうにありませんが、クロマキーを使うことで「宇宙空間」のイメージ映像と、「人物」を合成することが可能になります。
クロマキーで人物を撮影する際には青一色の背景(ブルーバック)や、緑一色の背景(グリーンバック)などがよく使われます。これは、人間の肌の色や目の色などには青系・緑系の色が少ないため、うまく背景だけを透明にしやすいからです。これが映像合成の手法です。
逆に、グリーンバックで撮影している際に、人間の洋服に緑の部分をあえて配置すると、その緑色の部分は透明になるので、面白い効果が得られることになります。
ちょっと気持ち悪いですが、人間の腹だけを透明にして、後ろの背景が透けて見える・・・という表現も可能になるはずです。
ただ、合成作業は素人にはなかなか難しい作業なので、映像制作会社に合成・編集を頼みましょう。